スンダ語を勉強しましょう!  
【2007年 1月 3・4年生総合学習】

3・4年児童 (康平・三裕・海・輝・直紀 作品)


1.スンダ語について

今から60年前、インドネシアが独立をする前まではインドネシア語という共通の言葉がなくて、民族によって言葉も違いました。ジャワに住んでいる人はジャワ語、スマトラに住んでいる人はミナンカバウ語、バリに住んでいる人はバリ語、そしてバンドンのある西ジャワ州では「スンダ語」が使われ続けていました。インドネシアの子供たちが学校で学ぶ言葉はインドネシア語ですが、現在も西ジャワに住む人は民族語であるスンダ語を話します。その人口は2700万人いるといわれています。

まず、スンダ語についてですが、日本語と少し似ているところがあります。それは丁寧な表現と、日常の表現に分けられることです。丁寧な順から「Bahasa HalusLemes)」「Bahasa Sedeng」「Bahasa Kasar」と3つに分かれます。たとえば、私ということばは、「Pun(私)」「Abdi(私)」「Urang(ぼく)」という風に使う人と場面によって変わります。もう1つ「Aing(オレ)」は男女共に使いますが、かなり親しい仲の友達と話すときに使います。

2.  さあ、スンダ語を勉強しましょう!

 これははじめてスンダ語を勉強する人のために、できるだけ会話文を多くのせるようにしました。最後にはスンダ語の基本になる単語集ものせました。全部覚えて町で使えばあなたもバンドンに住むスンダの人たちとなかよくなることまちがいなし!がんばって練習しましょう。

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