「分かりやすいガイドブックを作ろう」
小学校6年国語・学級活動
指導者 網中徳昭
 バンドン日本人学校の2007年度宿泊学習は、「チコレキャンプ場」をベースに、野外活動の体験学習をおこないました。この際の、「宿泊学習のしおり」は、小学校6年生のなおき君が、ほとんどひとりで作り上げたものです。6年生国語の単元である「ガイドブックを作ろう」と、学級活動の時間を使って、「行ったことのない場所を、みんなに分かりやすく伝えるためには、どんな内容・どんな表現がよいか。」を考え、工夫して作成しました。


1.ガイドブックの内容は?

 活動の場所となるチコレキャンプ場は、誰も行ったことがありません。また、夜の活動の場所と宿泊場所であるホテルは、6年生以上の児童・生徒しか行ったことがありません。

 そのように、「知らない場所」で、計画通りの活動を売るためには、「しおり」に重要な情報が全て載っている必要があります。でも、どの情報が重要なのか…。まず、それを考えるところからはじめました。

 

 ○しおりの内容
   1.表紙…日時・場所・連絡先がわかるもの
   2.地図…とても重要。キャンプ場とホテルの両方が
          分かる地図がなかったので、何枚かの地
           図をコピーして、きちんと合うように作りま
          した。
   3.オリエンテーション内容
   4.活動スケジュール
   5.キャンプの歌
   6.持ち物ひょう
   7.各係りの活動計画

 ※これらの内容をしっかりと確認するため、
   何度か先生と、キャンプ場やホテルに取
   材に行き、色々な資料も集めました。



○しおり作りの流れは、チャートにして
  みんなに説明しました。

○宿泊学習では、みんなが僕の作った
  しおりをつかって、活動を進めました。

○「誰が見ても分かる」「必要な情報が
  全てのっている」しおりを作るのは、と
  ても大変だということが分かりました。

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