のりもの博士になろう!
2007年生活科 実施
指導者 川和田園子
 1・2年生の生活科では、バンドンで見ることができる色々な『のりもの』について、みんなで調べました。調べた結果は、今年度の学習発表会で発表しました。また、調べたことをまとめた歌も作ったよ!

 1・2年生児童が、実際に色々な場所を訪問して学習してきた色々な乗り物のうち、一部を紹介します。












 

♪のりもの集まれ いろんな車
 どんどん出てこい
 はたらく 車

 いろんなところへ みんなをつれてくよ (学校車)
 みんなでたのしく いけるよエルドラド (プールバス)
 アクアのボトルを 200ことどけるよ   (アクアトラック)
 けが人びょう人  いそいでびょういんへ(きゅうきゅう車)

♪♪いろんな車が あるんだな
  いろんなおしごと あるんだな
  はしるはしる はたらく車

 たかいビルの 火じで大かつやく     (はしご車)
 水とホースで 火をけすおたすけマン   (ポンプ車)
 テレビを見ながら ゆったりジャカルタへ (アルゴグデ)
 もうふとまくらで ねながらたびするよ  (ムティアラスラタン)

♪♪ ※繰り返し

♪   ※繰り返し

  大きなスコップで 土をはこべるよ    (ウィルローダー)
  おもいものを たかくにつり上げるよ   (クレーン車)
  がたがたみちを たいらにそろえるよ   (ローラー車)
  ちかくのばしょまで おきゃくをはこびます(ベチャ)

♪♪ ※繰り返し

  たくさんの人を どこでもはこべるよ   (アンコタ)
  じけんがないか まい日見まわるよ    (パトカー)
  せまいみちも すいすいすすめるよ    (オジェック)
  たくさんの人を せかいじゅうにつれてくよ(ひこうき)
  おうさまきぶんで おさんぽたのしいな  (ば車)

♪♪ ※繰り返し








 救急車
「きゅうきゅう車は、けがをした人やびょうきの人を、はやくびょういんへはこぶしごとをしています。
 そのために、ベッドやイスがあります。くすりもたくさんつんであります。
 あかいランプをつけたり、サイレンのおとをならしたりして、ほかの車にしらせて、はやくびょういんへいきます。」

※学校近くの病院で、救急車を見せていただきました。


インドネシアの救急車には、青いもの
や白いものがあります。


はじめて救急車の中に乗っていろいろ質問する子どもたち。だれだぁ?のってみたぁ〜いぃ!なんて言っている子は?






 アンコタ(アンクタン・コタ)

 アンコタは、たくさんの人を、どこにでもはこぶしごとをしています。

 そのために、長いイスがあります。

 おきゃくさんが、自由に、アンコタにのったりおりたりすることができるように、ドアがいつもあいています。

 アンコタは、便利な乗り物です。通りには、常に何台ものアンコタが走っているので、行き先さえ選ばなければ、待ち時間はほとんどありません。乗ってから、お客が集まるまでしばらく待つことはあるけど…

 児童は、日常生活でアンコタに乗ることはほとんどありません。安全面(乗車中のスリや、事故がある)、自家用車があるためです。
 この日は、みんなで学校の周りの乗車体験をしました。












 アクアトラック

 アクアトラックは、アクアのボトルをいろいろなばしょへとどけるしごとをしています。

 そのために、重いアクアのボトルがおちないように、てつの長いぼうや、いたがついています。

 アクアのボトルは、2ひゃっこつむことができます。

 アクアは、インドネシアの人々の生活に欠かせない飲料水です。水道の水は、硬水であるために、飲むことができません。街の中では、毎日、たくさんのアクアトラックを見かけますが、こんなに近くでじっくり見たのは初めて!

 アクアを運ぶ、お兄さんたちと記念撮影。私たちの毎日の暮らしを支えてくれる人たちに、実際に会って、お話を聞いて。児童にとって、社会を知る大切な勉強です。













 ウィル・ローダー
 クレーン車
 ローラー車


 ウィル・ローダーは、どうろを平らにしたり、土をはこんだりするしごとをしています。
 そのために、てつでできた大きなスコップがついています。
 重たいスコップを、じゆうにうごかせるように、大きなタイヤもついています。



 クレーン車は、重いものを高いところにつり上げるしごとをしています。そのために、24メートルの高さまでのびるながいうでがついています。
 にもつをもち上げるために、うでの先には、ひもをひっかける、じょうぶなてつのフックがついています。

 ローラー車は、ガタガタ道を平らにするしごとをしています。そのために、大きくて重いタイヤが3こついています。。タイヤの中には水が入っていて、タイヤをもっと重くするくふうがしてあります。
 水が入ったタイヤの重さは6トンです。

 インドネシアの工事現場や建設現場では、あまり重機を見ることがありません。道路を作るのも、排水溝を掘るのも、家を作るのも壊すのも、ほとんどが「人の手」で行われるからです。
 そのため、児童にとって、クレーン車やロードローラーなどを間近に見るには初めての経験です。大きなタイヤ、太いフレーム、たくさん土砂を運べそうなパケット… 重機の迫力に、ビックリ!
 ちなみに、重機のほとんどは日本製で、中には日本の建設会社の名前が書かれたものや、「追突注意」という表示が残っているものもあります。








 パトカー

 パトカーは、まいにちじけんがないかどうか、いろいろなばしょを見てまわるしごとをしています。
 じけんがあった時に、はやくげんばに行けるように、青いランプやサイレンがついています。マイクもついていて、けいさつかんがまわりの人に、道をあけるようにつたえます。

 パトカーは、いくつかの種類があります。見学したのは、このようなSUVタイプのパトカー。ミツビシ・クダを使っています。

 他に、セダンタイプや、トラックもあります。警告灯は、青色で、サイレンは日本と異なります。






 消防車

 ポンプ車は、火じがあったとき、火をけすしごとをしています。そのために、水がなくなったら、ちかくで水をさがしてタンクに入れます。
 そのほかにも長いホースをつんでいます。ホースの長さは、20メートルです。



 はしごしゃは、高いビルの火じのときにはたらくしごとをしています。
 そのために、長いはしごがついています。長さは30メートルと、27メートルがあります。
 はしごのさきには3人の人をのせられるかごがついています。

 バンドンの消防署には、何台もの消防車があります。でも、火事の現場に行くには、渋滞の通りを移動しなければなりません。また、通りに面した建物の火事なら消せるけれど、住宅密集地は自動車が入れないような路地ばかりです。

 はしご車も配備されています。バンドン市内には、高層のホテルやマンションがあり、そんな場所での火事で、このはしご車が活躍!…するはず。





 アルゴグデ
 ムティアラスラタン


 アルゴグデは、たくさんの人をジャカルタまではこぶしごとをするき車です。
 そのために、たくさんのきれいなイスがあります。イスには、たべるときにつかうつくえや、足をおくだいがついています。
 たのしくたびができるように、テレビもついています。エアコンもついていて、人は、きもちよくのることができます。


 
 バンドン市の中心部やや南寄に、バンドン駅があります。ここには、近隣の町を結ぶローカル線や、ジャカルタまでの特急列車などがあります。駅構内には、キオスクやカフェなどもあり、日本の駅に近いつくりです。

学習のページにもどる
TOPページに戻る

inserted by FC2 system